子どものこんな様子
ありませんか?
注:あくまで一例です
注:絶対的なポイントではありません
ひょっとしたら
「見えにくさ」のサインかも !?
子どもの視機能が発達
するのは
10歳頃までです。
保育園/幼稚園の【園児世代】が、こまめな「見えかたチェック」を受けることは極めて重要です。子どもの視機能発達は10歳頃まで。
みるみるプロジェクトは、全園児に園内視力スクリーニング検査を行う活動を推進しています。
視機能発達の限られた大切な期間にもれなくチェックし、見えにくさが疑われる園児には眼科受診を推奨する事を目的としています。
これまで実施した多くの園で弱視の園児が発見されています。
「子どもは見えにくさを
訴えません」
周りの大人が
気づいて
あげることが重要です。
子どもは自分から見えにくさに気づいたり訴えたりすることはほとんどありません。
保護者や園の先生など、いつもそばにいる大人が「何かおかしいサインは出ていないかな?」「きちんと見えているかな?」と普段から気をつけて見てあげることが大切です。
そのうえで、園内での視力スクリーニング検査の実施や継続的な啓発を呼びかけています。
園児世代と弱視発見の重要性
3歳~6歳頃の【園児世代】は、視機能が発達し
高度な両眼視機能を獲得するとても大切な期間。
眼(視力)の発達が何らかの原因で邪魔されている「弱視」は、新生児の2%~ 2.5%以上に存在するといわれています。
この「弱視」の発見は早ければ早いほど良く、全ての子どもがこまめなチェックを受け、漏れの無いこまめなチェックで発見、治療が行われるべきです。
弱視の早期発見と早期治療は、単なる眼と視力の問題ではありません。子ども自身の心豊かな成長に密接に影響しています。 弱視治療の理想は、小学校入学までに治療を終えること。
そのため園児世代に丁寧な弱視チェックが重要なのです。
園児世代と急増する近視
こまめな「見えかたチェック」を
遠くのものが見えにくい【近視】は日本人にとって最もポピュラーな屈折異常です。いまや成人(中年層以下)の大半が近視かも知れません。
ですが近年、近視の発症が若年化/ 増加/ 強度化していると世界中で研究報告されています。
従来のイメージと異なり、未就学の園児世代から近視が発症している子どもも少なくないようです。
小学校入学は本格的な学習が始まるためベストな視環境で迎えて欲しいものですが、この近視に気づかないまま入学するケースも多く見られます。
また園児世代に近視が発症すると、将来強すぎる近視に進行する危険性も指摘されています。
園児のうちにこまめな「見えかたチェック」をおこなって、保護者がお子さんの見えかたを把握しておくことはとても重要です。
スクリーニングと眼科受診モデル
弱視や斜視発見のために
弱視や斜視発見のためには、【全ての子どもが】【繰り返し】スクリーニング検査を受けることが大切です。
もしスクリーニングの結果見えにくさが疑われる場合、眼科受診による精密な検査が重要です。
私たちはこのモデルを多くの園で普及していきたいと考えています。
「繰り返しの検査が大切です」
子どものみる力は年齢とともに発達していきます。 単に片眼ずつの視力だけでなく、両眼のチームワークによって上手にモノを見て立体的に捉える【両眼視機能】が育っていきます。
この両眼視機能の発達が順調かどうか、年齢ごとによく見守っていく必要があります。 例えば3,4歳で一度眼科受診して「問題ありませんよ」と言われても、5歳,6歳…とその後も順調に視機能が発達しているか、継続してチェックしていくことが理想です。
私たちは園内視力スクリーニング検査を毎年2回全園児に実施すべきと提案しています。
経験豊富な視能訓練士が
園内検査の実施をサポートします
園にあった視力検査をご提案いたします。
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