弱視矯正用の眼鏡は、
子どもの成長の為に必要
弱視や斜視が原因で両眼視機能が不安定な為に文字をとばして読んだり、マス目からはみ出して書いたり、また転びやすかったり、ボール遊びが苦手であったり、見えにくい事でやや落ち着きが無かったりします。一概に眼が一番の原因とはいえません。
しかし、治療をすすめていくうちに治療を始めた当初と比べると、落ち着いてテレビをみたり、絵本を読んだりという変化がみられるのも確かです。
弱視治療は子どもを育てます
人間が認識する情報のうち 80%が視覚による ものと言われています。 見ることで絵を描いたり、ボールをキャッチしたり、障害物をよけたり、ものを見て感動したりと様々です。 正しくものを認識することは、脳の発達や心身の成長も促します。
子どもの弱視は、大人になってからでは治せません。治療には時間がかかり成果がなかなか上がらない時もあります。
しかし、落ち込みすぎたり無関心になったりせずに長期的な視点で取り組んでいきましょう。
ここではご家庭でもできる訓練をご紹介します。
始めは嫌がったり集中力も続かないことも多々ありますが、焦らず少しずつ習慣にしていきましょう。
最初は椅子に座れただけでも、「偉いね!」眼鏡をかけただけで「すごいね!」などいいところをいっぱい見つけて褒めて上げましょう!
症状の程度や年齢に沿った訓練の一例です。
かかりつけの眼科と相談して行ってください。