「みるみる手帳」は、様々な関係者の方々の想いを込めて制作されました。
今回は、手帳の監修を担当されたお二人に対談頂きました。
小児眼科医
辰巳貞子先生
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視能訓練士
平良美津子先生
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小児診療に対する姿勢
辰巳
手帳がこうやって制作されて、ずいぶんたくさんの眼科で活用されているようですね。
特に視能訓練士が本来の弱視斜視治療や
訓練といった仕事内容にこう、目覚めてくれて、
少しでも早く小児眼科に対しても
それぞれの職場で取り組んでくれたら、
私も皆さんの前でお話しした甲斐があったなぁと嬉しくなりますね。
私の方こそありがとう。
平良
私の原点は大里眼科での辰巳先生の診療に対するお姿です。
診療に妥協されず、子どもの将来の為に細かく診て
一生懸命に取り組まれていらっしゃいます。
当時私もとてもハードな毎日でしたが、
いろんな想いを
積みあげ、
視能訓練士人生の濃いものとなりました。
あゝ、こういう積み重ねで人(患者様)と
コミュニケーションをとって行くんだ。
先生だけではなく、視能訓練士と院内スタッフと、
みんなで保護者さんと一緒になって
信頼関係を作り上げて、検査や訓練に臨めるんだ。
その結果視力が上がったという喜びを共有する。
そういう大切な精神をこの10年間の 大里眼科勤務を通じて学ばせて頂きました。辰巳先生には本当に感謝しております。
そういう想いを この手帳にしてみました。
辰巳
この手帳のデザインがまた良いね。
この表紙のデザインね、可愛らしくて良いですね。
デザインしてくれた人もとても想いを持ってくれているんじゃないかしらね。
(※デザイン担当MATT合同会社)
私もね、診察室のディスプレイで説明しているけど、
保護者さんはどの程度理解してくれているかしらね。
平良
いえ先生、診察室で保護者さんにあそこまでお時間かけて説明されている先生は素晴らしいです。
手帳の医療情報ページはその復習として読み返して頂ければと思っています。