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0歳1歳メガネ「まだ赤ちゃんなのに…」

こんにちは、視能訓練士の平良です。

今回は、0歳や1歳ぐらいでメガネをかけることになった保護者様にお伝えするコラムです。

子を想う涙…

「まだ0歳なのに、メガネなんですか……?」

「こんなに小さな子に、かわいそうで……」

眼科医から

「治療のため眼鏡が必要です」

と告げられたあと

驚きのあまり言葉を失ったり、溢れる涙をこらえきれなかったりする保護者様がいらっしゃいます。

0歳や1歳で弱視/斜視が見つかって、眼鏡治療が始まるお子さんは少なくありません。

私も眼科でこうしたケースに多く出逢ってきました。

保護者様のお気持ち、よくわかります。

生まれたばかりで、やっと首がすわったり、ハイハイをし始めたりした愛しい我が子。その柔らかくて無垢な顔に、「メガネ」なんてかけさせなきゃならないの…そんなこと、妊娠中も、出産してからも、想像したことはほとんどなかったと思います。

  • 「私の産み方が悪かったのかしら」
  • 「妊娠中にお腹を打ったのかも知れない」
  • 「この子の将来はどうなってしまうの?」

ご自身を責めたり悲観する姿を見るたび、子を想う愛情の深さに感じ入る想いがします。

ですがこうしたとき、保護者様には落ち着いていただいてから、必ずお話しすることがあります。

【視点を変える:未来への準備】

しっかりとお伝えしたいこと。それは

今この時期に見つかったことは、本当に幸運。

ここから

豊かな未来への準備が始まる

ということです。

なぜ0歳1歳の発見が「ラッキー」なのでしょうか。

治療の反応が良い

「みる力(視機能)」は、生まれた瞬間から完成しているわけではありません。毎日いろいろなものを「見る」という刺激を脳に送ることで、約8歳頃までに急速に発達していきます。逆に言えば、この成長期(感受性期)を過ぎてしまうと、あとからどんなに治療をしても視力は育ちにくくなってしまいます。

(参照)こどもの眼(視力)の発達

この感受性期のなかでも、実は早い年齢の方が治療の効果も早くあらわれることが多いのです。

5歳で見つかるよりも、1歳で見つかる方が、治療によるみる力の発達が早い傾向はあきらかです。

眼鏡に馴染みやすい!

現場で最も多くいただく質問は

こんな赤ちゃんが、本当にメガネなんてかけられるんですか?

まだ言葉も意思の疎通もあやふやな0歳1歳で…ずっとメガネをかけるなんて無理……そう思われますよね。

しかし私の経験から言うと

「0歳・1歳の方が むしろメガネに馴染みやすい」

という傾向があります。

かけさせると、意外なほどすんなりと受け入れてくれる患児が多いですよ。

1歳半~2歳になると、「イヤイヤ期」と呼ばれる自我の芽生えが訪れます。メガネを装用するのに根気が必要なケースが少なくありません。アイパッチなどの訓練も同じです。

一方で、0歳や1歳のお子様は、まだそこまでの自我や先入観がありません。 最初は違和感が少々あっても、この時期の適応能力は驚くほど高く、まるで衣服やおむつのように、メガネを「自分の体の一部」として自然に受け入れてくれることが多いのです。

大人が想像する以上に、赤ちゃんは柔軟で、たくましい存在。どうか、お子様の順応性を信じてください。

数年がかりの弱視治療は「かわいそう」ではありません。

これほど早く気づいてあげた。

眼鏡装用や眼科受診を一緒に頑張り、目標と時間を共有する日々のスタート。

私はこれを

「豊かな未来への準備」

と表現しています。

【トマトグラッシーズという選択】

もちろん、赤ちゃんの日々を支えるためには、メガネ選びも重要です。

乳幼児は寝返りをうつことが多いことが多い事に注意すると…

みるみるプロジェクトの協賛パートナー 名古屋眼鏡株式会社 が取り扱っている

トマトグラッシーズ(Tomato Glasses)

ベビーサイズがラインナップされています。

このメガネは「赤ちゃんがメガネに馴染みやすい」安心安全な設計が特徴です。

  • 痛くない素材: 哺乳瓶や医療用カテーテルと同じ、安全で弾力性のある素材。ゴロンと寝転がっても、柔らかくしなるので痛くありません。デリケートな赤ちゃんのお肌にも安心。
  • 抜群の固定力: 付属の専用バンドで 優しく しっかりと頭に固定。抱っこ紐の中にいても、ベビーカーに乗っていても、ズレにくい構造。

「これなら うちの子でもいけるかも」

眼鏡店で実際に手に取ったとき、そう思って明るい気持ちになりました!と多くの保護者様からお声を聞いています。

笑顔が一番の治療

最後に、私からのお願いです。

メガネをかけたお子様を見て

決して「ごめんね」と言わないでくださいね。

悲しいお顔も決してしませんように。

赤ちゃんは、家族や保護者の表情をよく見ています。大好きな保護者が悲しそうな顔をしていると、赤ちゃんは「メガネ=悲しいもの・悪いもの」と感じ取るかも知れません。

逆に

「わあ! よく見えるようになってよかったね!」

「メガネ姿とっても賢そうで可愛いよ!」

と満面の笑みで抱きしめてあげてください。

「メガネ=パパとママが喜んでくれる嬉しいもの」 そうインプットされれば お子様はもっとスムーズにメガネを受け入れてくれるはずです。

0歳からのメガネ生活。

私たち視能訓練士も

眼科医も

そして優れた眼鏡店も

みんなあなたの味方です。

お子様の心豊かな成長のために。

一緒に「みる力」を育てていきましょう。


トマトグラッシーズ国内販売元の名古屋眼鏡株式会社は、みるみるプロジェクトの協賛パートナーとして、子どもたちの眼の健康を共に応援しています。

平良美津子PROFILE

視能訓練士/みるみるプロジェクト参与

北九州市出身/大分視能訓練士専門学校卒業。北九州市立若松病院などで勤務後、医療法人大里眼科クリニックにて辰巳貞子先生のもと小児眼科を学ぶ。福岡市立こども病院眼科を経て(一社)みるみるプロジェクトを有志らと共に設立。複数の眼科クリニックで勤務しつつ後進の視能訓練士育成/異業種交流(弱視就学支援・eスポーツ研究等)/弱視早期発見活動に取り組む。

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