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学会と眼科受診

一般の方には馴染みのない名と思いますが、福岡国際会議場にて臨床眼科学会があり、参加してまいりました。

みるみるプロジェクトは様々な領域の専門家と連携を取りつつ、あくまで眼科医療を全ての原点としたプロジェクトです。

最近、眼科医療現場で多く聞かれる問題の一つに「患者様や保護者様がネット情報だけを信じてしまっている」事例が挙げられます。

例えばドライアイ。私は眼が乾くドライアイなんです、と眼科受診を一度もしないまま市販の目薬やネットで読んだドライアイ対策をしているけど一向に良くならない…といったケース。

視力が良くないので…とやはり一度も眼科受診しないまま「視力が良くなる」本を買ったり高額な視力回復機器?などを購入してしまうケース。

みるみるプロジェクトは医療機関ではないので、皆さまの健康相談に個別に回答する立場にございません。ひとつ言えることは

「身体の状態は人それぞれ。眼のことはまず眼科医療機関できちんと検査・診察を受けること」

を必ず第一としてください。

人それぞれ状態は異なります。同じ症状であっても原因が同じとは言えません。

これを「検査」して「診断」するのが医療機関です。

眼科医療もたいへんな進歩を続けています。学会では、医師やその下で働く医療従事者(眼科で言えば視能訓練士や看護師など)が日々進歩する医療技術・機器情報などを積極的に収集し、明日からの診療に活かしています。

お子様も年齢によって弱視斜視だけでなく様々な見えかたの変化があります。

私たちは、お子様~若い世代がもっと頻繁に・あたりまえのように眼科受診して欲しいと願っております。

もし受診されたら、眼の状態や診断について、納得がいくまでよくドクターや視能訓練士にお話を聞いてみて下さい。納得できなければ、セカンドオピニオンを受診されることも宜しいかと存じます。

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