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eスポーツについて①

みるみるプロジェクト代表理事の鈴木です。とりとめもない内容確定。お忙しい方は読まないでください(笑)そのうち何か、このプロジェクトに至る想い/これからやりたいことなどお汲み取り頂ければ幸いです。

eスポーツに関わる経緯

みるみるプロジェクトは福岡eスポーツリサーチコンソーシアム(通称フェルク)に参加しています。フェルクは2020年3月設立されたeスポーツ研究団体です。

なぜ参加してるの?この理由についてお話しします。

“eスポーツとは”からお話しすると長くなるので割愛しますが、日本eスポーツ連合が設立された2017年がわが国のeスポーツ元年だそうです。かくいう私も名前ぐらいしか知りませんでした。

人のご縁

2019年末頃、大分eスポーツ連合会長の西村滉兼さんとお目にかかりました。前職時代に不思議なご縁があった方で「どうも最近eスポーツの活動を大分で頑張っているらしい」と漏れ聞いて再会。その可能性の豊かさを説明いただいて初めて目の覚める思いがしました。西村さんは大分の地域活性化の高い志のもと、たった一人から始めた大分の有名人です。やりたい事をやる勇気・大切さを姿勢で教えてくれている恩人です。

大分eスポーツ連合 https://oita-esports.wixsite.com/oita-esports

ちょうどその頃、ご縁をいただいていた九州産業大学スポーツ健康科学科の磯貝浩久教授から「eスポーツの研究団体を設立します。参加しませんか」とお声かけがありました。磯貝教授はスポーツ心理学研究者でスポーツビジョン研究も手掛けていらっしゃいます。西村さんと再会した数日後の出来事で、偶然の重なりに驚きました。大学教授がeスポーツ⁉

eスポーツはあらゆる壁をなくす”

専門学校教員であるフェルク会長作花浩聡先生から最初に聞いた言葉が印象的でした。

「鈴木さん、eスポーツはあらゆる壁をなくすんですよ」

性別/年齢/身体差/言語…あらゆる壁を徐々になくす存在としてのeスポーツ。これには大きな魅力を感じました。

日本ではデジタルゲームの発展ともいえるeスポーツに抵抗感や懸念の声が多い。これはインターネット普及前夜に似ている。いくら否定や懸念しても普及の流れは止まらない。ならば心身ともに健全な普及に資する研究や啓発活動が必要ではないか。そう思いました。

母を想えば

わたしの母は地域のソフトボールやソフトバレーチームで身体を動かしストレス解消する人でした。学生時代全く運動経験がなく母親になって始めたのですが、運動機能が障害される病気になりとうとうスポーツが出来なくなりました。存命中ですが身体が思うように動かせない精神的な苦しさを察しています。生活に困るレベルの身体機能低下は人と社会との関わりを極端に縮小させるのです。

もし、eスポーツが母のような高齢者にも一般的なものになるとしたら?

生きがいや楽しさを増進させることが出来たら?

母のことはフェルク参加動機の大きなひとつです。

異領域の専門家たち

フェルク設立総会は2020年2月福岡市内で開かれました。参画している人・企業は多岐に渡ります。研究者は脳情報工学/バイオメカニクス/産学連携/スポーツ心理学/行動分析/臨床心理士/鍼灸師など。企業はIT企業/スポーツスクール企業/アプリ開発企業/専門学校など。ほぼ全員初対面。

それまで仕事上、眼科医の先生方・メガネ業界の方しか知らなかった立場にとってこの方々との出会いは驚きの連続でした。眼科業界/メガネ業界とはまた全く違った世界観がありそれぞれの専門領域の話がとても面白い。異領域の専門家が交流する事で生まれるあらたな発想・研究・共有。

これは何か得られた知見や情報を、眼科/メガネ業界にも活かせるのではと思いました。

眼の専門家がいないぞ!

もし国内eスポーツが海外(北米・欧州・中国)並みに普及するとき最も懸念されるのは…おそらくについてではないでしょうか。「眼が悪くなるのでは」「子どもの眼に悪いはず」ラジオ出演した際パーソナリティの方からも聞かれました。

またeスポーツにバリバリ関わっている人も必ずといって良いほど「眼を酷使しているので…心配です」と言います。酷使…眼のどこのことなんだろ?

私自身は視能訓練士でも医師でもありませんので医学的言質は極力控えておりますが、眼の専門家がeスポーツ分野に不在であることに気づきました。そして同時に、誰もが眼の不安を口にするeスポーツ界ですが、眼の知識があまり無くてゴチャゴチャになっていることも気になりました。

みるみるプロジェクトは、視能訓練士メガネ店へのリスペクトが根底です。

そこで眼の専門家としてeスポーツ普及に際して少なくとも眼の啓発活動、さらには研究に参画し、健全な発展に資する存在になって欲しいと思いました。

子どもの夢を絶対に否定しない人

平良視能訓練士に相談したところ、「小児眼科の外来でも最近eスポーツ選手になりたいという子が多いんですよね。興味ある!」という事で彼女にも設立時から参画してもらうようになりました。平良さんは子どもの夢を絶対に否定しない人。まず知りたい!という姿勢が気持ち良いですね。それと…やっぱりこの人の動機は子どもなんですね、ブレない!

さてフェルク会員唯一の眼の専門家として視能訓練士も参加する事になったみるみるプロジェクト、その後どうなってる?何やっている?については、次回!

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