
こんにちは、視能訓練士の平良です。今日は全くの私事ですがローカルな「北九州大好き!」というお話です。
キレイなものを見せてあげたい
眼科外来でたくさんのお子さんと出逢います。子どもたちに「キレイなものを見せてあげたい」がわたしのモチベーションです。道には草花が咲き、手の届くところに保護者の顔があり、世の中のあらゆるものが不思議で 大切な “見るもの”。
子どもたちは見たものをどんな風に感じているんだろう?関わっていていつもワクワクします。意外な反応もたくさんあって、「こんな感性があるんだ!」と驚いたり感心したり。日々発見があってみずみずしくて、とても楽しいですよ。






以前コラムでお話しした視能訓練士学生さん。
3歳から関わっていたお子さんがいま視能訓練士を目指して養成校に通っていらっしゃるのですが、この夏休みに見学とお手伝いに来てくれていました。年齢差はあるけれど彼女もわたしの大切な友人。弱視治療の経験で読み書きが好きになったという彼女、素敵です。
関連記事▷弱視治療の経験~学生インタビュー
原風景とエッセイ
わたしは生まれも育ちも北九州市です。八幡東区、小学校高学年からは若松区で育ちました。
多くの人が、子どもの頃の「原風景」を持っていて生き方や考え方に影響を与えるといいます。
私の原風景は製鉄所のある八幡の街。昭和50年代の八幡はカラフルでオシャレな街でした。
たくさんの商店、おいちゃんおばちゃん達、起業祭、そして皿倉山。
見たもの、体験したコトがいまのわたしを形づくる「原風景」なのだろうと思います。


わたしはこの生まれ育った北九州が大好きです。年を重ねるたびに好きになっていく感じです。
北九州の街と人の魅力を伝えるWEBメディア【キタキュースタイル】
ご存じでしょうか?同じく北九州を愛するフリーライターナリシゲさんが運営しています。
キタキュースタイル主催第2回エッセイコンテスト優秀賞をいただきました!ここ10年で一番嬉しかった私事かも知れません(笑)


わたしは全国どこの眼科で勤務しても、北九州弁で子どもたちに話しかける「北九州のおばちゃん」でいたいと思っています。そのあたりの事情を自身の原風景を交えて書きました。宜しければエッセイお読みいただけたら嬉しいです。
生まれ育ったあの時代のおいちゃんおばちゃん達と、いまを生きる大切な子どもたちに感謝を捧げます。




平良美津子PROFILE


北九州市出身/大分視能訓練士専門学校卒業。北九州市立若松病院などで勤務後、1年間トラックドライバー。医療法人大里眼科クリニック(北九州市門司区)勤務、師と仰ぐ辰巳貞子先生のもとで小児眼科を学ぶ。福岡市立こども病院眼科を経て、一般社団法人みるみるプロジェクトを有志らと共に設立。検査/訓練に立ち会った患児はのべ7万以上。現在複数の眼科クリニックで勤務。後進の視能訓練士育成/異業種交流(弱視就学支援・eスポーツ研究等)/弱視早期発見活動に積極的に関わる。日本視能訓練士協会会員/日本弱視斜視学会会員/一般社団法人みるみるプロジェクト参与/福岡eスポーツリサーチコンソーシアム参画会員。
-
こめめ対談01~成定先生(前編)先生たちに恵まれた弱視治療
子どもたちの眼を守り育てる情熱をもった方々。星和台幼稚園(北九州市)成定 澪 (なりさだ)先生と平良美津子視能訓練士の対談(前編)です。成定先生は園児たちの目に対しても意識が高く先生ご自身の弱視治療経験も交えた有意義な対談となりました。 -
エピソード投稿しませんか~弱視治療
弱視や斜視の治療に取り組んでいる保護者様からのエピソードを募集中!眼科受診/メガネデビュー/アイパッチの思い出など応募ください -
みるみる手帳‐保護者の理解編 遠視とは?こどもめがねは?
-みるみる手帳で深めたい弱視治療保護者の理解とは。弱視治療の主な舞台は家庭にあります!遠視とは?こどもめがね装用の意味とは?手帳に関係する人々によく確認して欲しいメガネ状況とは⁉平良が解説します -
手帳の使いかた‐コミュニケーション編(眼科)
ー弱視斜視治療に寄り添うみるみる手帳。眼科との信頼関係を作るコミュニケーションツールとしての使いかたを視能訓練士平良が解説。【眼科受診メモ】ページ活用してますか?愛情豊かに観察し共有すべき情報とはー -
みるみる手帳 贈りもの編‐弱視,メガネ,アイパッチ…その先にあるもの
みるみる手帳はこどもの弱視治療に伴走する眼の母子手帳。視力グラフ/受診メモ/アイパッチ記録/こどもめがね調整記録など眼鏡店も連携する初の手帳です。制作者の視能訓練士平良がお伝えする、みるみる手帳の使いかたとは。訓練終了後も続く使いかた、伝えたい愛された記憶とは。 -
なんでこの色にしたと?‐ゆめの色
ジェイキッズの眼鏡は、子どもたちの豊かな心と言葉を引きだす世界観。「目をとじて ゆめの色」をご紹介します。 「なんでこの色にしたの?」という問いかけから、子どもたちの感性や大切な思い出が語られ、眼鏡を通じて自分自身を大切にする心が育まれます。この眼鏡は、子どもたちの言葉を引き出し、健やかな成長を願って作られた、心と会話が弾む特別なメガネです。
コメント