2021.09.03

保育園幼稚園の関係者様に


こんにちは、視能訓練士の平良です。

弱視斜視の治療や訓練は、保護者様だけでなく社会の様々な方々のご理解とご協力が必要です。本日はそんなお話をご紹介したいと思います。


保育園・幼稚園とのやり取り

お子様が治療用メガネをかけていると、通園している保育園・幼稚園から

「なるべく園ではかけさせないでください」

と保護者様に申し入れがあった、というケースがあります。

これは昔からときどきあることで、園としては遊ぶときにメガネが壊れてしまったりケガをしてしまったりする、管理上の懸念という理由が多くを占めているようです。

私が尊敬する師匠・辰巳貞子先生大里眼科クリニック)は、そうしたケースがあるたびにご自身で作られた説明資料にびっしりとメッセージを書いて、保育園幼稚園の園長先生など関係者の皆さんに丁寧なお願いをしていらっしゃいます。

治療用メガネがいかにその子の豊かな成長に必要不可欠なものであるか。弱視斜視と眼の発達との関係。1時間でも長くかけることが治療であること。どうかそれらをご理解いただき、園でもかけ続けさせて欲しいことをとても丁寧に手間をかけて説明されています。


辰巳先生の説明資料

※抜粋。先生のご厚意で掲載。先生が直筆で毎回補足説明を書きこんで園にお送りしています。

まずは「子どもの視力の発達」へのご理解。

視力発達のためのメガネの必要性について。

斜視の場合、眼位矯正のためのメガネの必要性について。

細かく丁寧にメガネの必要性を説明。資料に毎回先生自らびっしりと直筆メッセージを書き入れる。


弱視や斜視の治療は昔から存在していますが、いつも子どもに接していらっしゃる小児科の先生・保育園幼稚園の先生方に知識共有されているとは限りません。

辰巳先生には、「子どもに関わる方々に対し私たち小児眼科に関わる者が積極的にお知らせすること」の大切さを学ばせていただいています。

地域の皆さまにご理解を広めたい

治療用メガネは、本人が嫌がって外してしまう事もありますが、その子に関わる様々な方々が「かわいいね!素敵だね!」と積極的に応援しかけ続けさせることがとっても大切です。

こどもめがねフォーラムは、この辰巳先生のお姿を見て構想したセミナーです。ベーシックなことを、私たちができるお伝えをしていきたいと思います。

この記事のカテゴリー: 視能訓練士平良のみるみる日記
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