弱視斜視の治療用管理手帳【みるみる手帳】のご提供を、全国みるみるSHOP加盟店でも開始します
みるみる手帳は、弱視斜視の治療用管理手帳として2019年初版発行し、現在までに全国375件の眼科医療機関で採用、累計19,500部を無償提供してまいりました。2019年にはこの手帳の発想と構成が評価されキッズデザイン賞を受賞、2020年にはみるみるプロジェクトの「眼を守り育てるネットワークづくり」という連携構想が評価され2年連続キッズデザイン賞を受賞しました。
弱視斜視の治療には、保護者の治療に対する深い理解と前向きな気持ちが大切です。
しかし、眼の発達や屈折などの知識は突然知らされるにはとても難しく、保護者様の胸中には【よくわからない】【どうして治療しなければならないの】【なぜ今なの】【何を励みにしたらよいの】と混乱/困惑/不安などが起こり、必ずしもスムーズで順調な取り組みが出来るとは限りません。
そこでみるみる手帳は保護者様の理解を深め日々の治療訓練により前向きに力強く取り組んでもらえることを目的とし、弱視斜視の基本的情報や各種記録シートを1冊にまとめています。
いま苦心しながら取り組んでいる親子も、きっと治療が終わり将来その子が立派な大人の節目を迎えるとき、思い出としてこの手帳を懐かしく振り返ってもらえたら。そんな想いを込めて制作しました。
「眼科以外入手できませんか?」の声
みるみる手帳は発行当初から、賛同し活用してくださる眼科医療機関でのみ交付してもらえるツールとして無償提供を続けてまいりました。
ですが、「かかりつけ眼科が活用していない」「眼科にはなかなか要望を言いにくい」「もっと気軽に手に入らないだろうか」という保護者様からのお声は想像以上に多く、プロジェクトに直接寄せられたお問い合わせは2年間で100人を超えます。
そこでこの手帳の普及拡大の一つとして、多くの眼科医の先生方からのアドバイスのもと、このたび【みるみるSHOP】店頭での無償提供を開始することとなりました。
みるみるSHOP加盟店が交付します
みるみるSHOPとは、みるみるプロジェクトの「子どもたちの眼を守り育てる」理念に賛同し、こどもめがねに本気で取り組むメガネ専門店です。現在21店舗が加盟、視能訓練士やこどもめがね熟練専門家からのアドバイスやノウハウを共有し フィッティング技術 や知識向上に真摯に取り組むアライアンスメンバーSHOPです。
みるみるSHOPで治療用眼鏡を購入される保護者様で、まだ眼科での手帳交付を受けていらっしゃらない方に、無償でご提供します。
こどもめがねは「相談して」「伴走する」もの
弱視斜視治療にとって、治療用眼鏡は必ず必要で重要な医療機器です。常に正しい位置で装用しているか、処方箋通りに忠実に再現されためがねを正しくかけ続けるかが治療の成否を決める重要なキーの一つといっても過言ではありません。
1か月…6か月…1年…2年とかけ続けるなかで、途中のフィッティング調整やメンテナンスを重視してください。お子様の成長にとって欠かせない大切なこどもめがね、相談して伴走してくれるプロがいる店、それが みるみるSHOP です。
ネット通販やコンビニでのお買い物が日常的となったいま、なかなか「プロに相談する」ということ自体が慣れないことかもしれません。
感じている不安や、わからないこと、本当に聞きたいこと…なかなか相談しにくくて・・・という保護者様も多いことでしょう。
ネットで検索したり質問することも良いと思いますが・・・
まずは目の前のかかりつけ眼科そして各地域のみるみるSHOPに思い切って相談してみられませんか。来院や来店する前に一度お電話を入れてみることも良いかもしれません。
きっと、お子様一人一人に合ったアドバイスや説明が得られると思います。
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