2020.05.05

【平良コラム】気をつけよう「目のつかいかた」


皆さんお元気ですか?視能訓練士の平良です。

コロナ感染拡大による外出自粛のため、どの家庭も自宅で過ごす時間がとても多くなりましたね。自然と、お子様たちの「読んだり」「書いたり」TVやタブレットで「ゲームをしたり」と、目を使う時間が増えたと思います。

私も日常で検査しながら、問診や気になることを保護者様に尋ねると、

「宿題をするときの距離がすごい近いんです!どうしたらいいですか?!」

など、それに似たたぐいのことをよくお聞きします。

そこで今回は「目の使い方」についてお話したいと思います。

「目の使い方」は、弱視斜視の有無に関わらず、お子様全般に気をつけて頂きたい事項です。前職場の大里眼科で勤務していた頃から、特に初診のお子様と保護者様に、全ての検査が終わった時にお伝えしてきました。現在も、こども病院に受診されてるお子様と保護者様に、身振り手振りも兼ねてお伝えしています。この「目の使い方」が今後のお子様たち、特に「読み書き」を覚え始める年齢のお子様たちの「視る環境」のお役に立てればと思います。

気をつけよう“目のつかいかた”

1.読む・書く・タブレットを見るときは、必ずイスに座り、机・テーブルについてからにしましょう 。

注)床やソファで寝ころびながら…ごはんを食べながら…など、無理な体勢で見ないようにしましょう。

2.机・テーブルについたら、本人(お子様自身)の手のひら2つ分以上の距離を本やノートなどから確保して読み書きしましょう。

いつもこのポーズで確認するよう声をかけてあげてください

注)時間が経ったり、集中するとどうしても最初の距離をキープするのは難しくなってしまいがちです。時々「パー1つ分になってるよ」とか「パー2つ分だよ」と声をかけたり、休憩を入れたりするのも良いと思います。

3.TVを見るときは、1.5~2m離れてなるべく画面中央に座り、目線が画面と同じ高さになるようにしましょう。

注)床やソファで寝ころびながら…ごはんを食べながら…など、無理な体勢で見ないようにしましょう。TVに向かう位置もヨコ目にならぬよう、下から見上げるようにならぬよう注意します。「パパはここ!、ママはここ!」とお子様を真ん中に挟んで「〇〇ちゃんはここ。一番良い席だよ!いいなあ」と座る位置を決めるのも工夫の一つです。

上記3項目の使い方を守るだけでも、(一概には言えませんが)近視の進行を遅らせる可能性があります。

そして何よりも、

【正しい姿勢を保ち集中して読み書きが出来る】=“視る環境”

になると考えています。

それでも、「目を細めて見ている」や「しかめ面しながら見ている」「横目で見ながら書いている」などあれば、お近くの「みるみる手帳を活用してる眼科」やかかりつけの眼科を受診し、相談してみてください。

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