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めがねのまち鯖江-その2-

みるみるだいひょーの鈴木です。先日、福井県鯖江市を訪問しました。こどもめがねフレーム、SDGs…前回に続きそのお話です。

オリエント眼鏡梅田将臣さん

みるみる手帳構想段階から私たちみるみるプロジェクトチームの一人が鯖江にいます。創業75年オリエント眼鏡株式会社の梅田将臣さん。製造者(メーカー)という立場からみるみる手帳の重要性に深く共感され、参画してくれています。

このオリエント眼鏡さんを訪問しました。

こどもめがねフレームに対する想いも誰よりも強く、同社オリジナルフレーム「ジェイキッズ」は新型設計⇒販売⇒改善を繰り返しながら、メガネ大賞キッズメガネ部門グランプリを2年連続受賞。こどもめがね専門店からも高く評価される存在となりつつあります。

▷ジェイキッズ専用ページはこちら(オリエント眼鏡HPより)

弱視斜視治療用にも耐えられる品質のめがねを。

ジェイキッズはみるみるプロジェクトも一部技術監修している経緯もあり、新作発売の打ち合わせにも参加させていただきました。

小児眼科の現場から寄せられる要望、こどもめがね専門店からの意見をいかに品質に織り込むか。その難しさを実感しながらも毎回ワクワクします。

実際に小児眼科やこどもめがね店で直接高い評価を聞いているみるみるとしては感慨深いものがあります。

このオリエント眼鏡のこどもめがねへの関わりはSDGs理念に沿った事業活動としてマスメディアにもしばしば取り上げられています。

▷オリエント眼鏡SDGs宣言はこちら(オリエント眼鏡HPより)

さばえSDGs推進センター

SDGsのお話をしたところで、鯖江市のめがね会館にある「さばえSDGs 推進センター」を訪問しました。

有名なめがね会館
9階SDGs 推進センター

実は鯖江市はSDGsが広く知られるようになる以前から「持続可能な地域づくり」を目指し、2018年には国連本部のSGDs 推進会議で市長(当時牧野市長)が演説、「鯖江市役所JK課」を創設するなどSDGsに熱い街です。

こちらのさばえグローカルクラブにみるみるプロジェクトは県外初のパートナー団体として登録されています。このメガネ型SDGsバッジは鯖江市オリジナルです。

関本センター長はじめ、推進センター皆さまに歓迎いただき、みるみる手帳をご案内しました。SDGsに取り組む製品/サービスの一つとしてみるみる手帳の展示もしていただいています。センターの皆さま、ありがとうございました。

▷みるみるとSDGsについて詳細はこちら

関本センター長、サマンサさん
みるみる手帳を説明
まなびの多い鯖江の街で

お子様の眼を守り育てるネットワーク。保護者/眼科医/視能訓練士/メガネ店/眼鏡メーカーの連携と言っていますが、意外にも容易ではありません。

それぞれが別々の世界で歴史を重ね、お互いに強い興味があるわけでもなく、業界ごとの風習や常識の違いもありました。

産地鯖江も、これまでこどもの眼について詳しい人はごく少数だったはずです。製造者は目の前の品質へのこだわりは徹底していますが最終的にどんなお子様にどんな治療で貢献しているかまでは全く知らない世界だったのだろうと思います。

私たち眼科側/メガネ店側/保護者側も、1本1本に込められた手間ひまと品質と価値の高さをもっと知るべきだろうとあらためて感じました。

ベンチがメガネ!
めがねのまち表示あちこちに

鈴木達朗PROFILE

千葉県船橋市出身/東海大学文学部卒。千葉県で当時珍しかったダイエーホークスファン。城島健司選手と同年生まれが誇り。新卒採用された建築塗装機器メーカーで1週間入社研修合宿⇒最終日に「明日福岡に着任しろ」の無茶辞令を経験。以来福岡県に在住。1年間のフリーター経験を経て眼科医療機器卸会社勤務。眼科医/視能訓練士など眼科医療現場の素晴らしさに触れると共にメガネ専門店の運営管理を経験。2020年6月より一般社団法人みるみるプロジェクト代表理事/福岡eスポーツリサーチコンソーシアム事務局長/運営会員。

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