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園内検査と先生のすごいチカラ

みるみるプロジェクトは保育園/幼稚園内の視力スクリーニング検査を推進しています。

3歳児健診と就学前健診の間の時間を埋める園内検査。6~8歳までに完成するといわれる精密な両眼視機能完成を控え、在園中の数年間はとても大切です。

園内検査は園の先生方と二人三脚で取り組みます。

これまでの園内検査の経験から、

園の先生のすごいチカラについてお話しします。

日常観察のチカラ

日常の様子から

「見えにくさがないかな?」の視点で観察するチカラ。

見えかたチェックは視力検査だけではありません。

周りの大人が観察することが大切。

これは小児眼科でも必ず保護者に聞く内容です。

視力検査でちょっとアヤシイかな?というとき、

先生に様子を聞くとその内容が…

かなりの精度で一致していたりします。

眼科や健診会場に無いもの

私たちが園内検査するとき、

園児がリラックスしてのぞんでくれるのは

”先生たちがそばにいる”という絶対的な安心感

たとえばこの人数を眼科に連れて行って検査となると…

こんなにスムーズには出来ないですね。

みんなキチンとごあいさつができてお名前が言えて

わからないとき「わからん!」と言えるのも

先生たちのすごいチカラ。

“伝える”チカラ

園内検査では「診断」は出来ません。

精密検査が必要と思われる園児は

眼科受診が推奨されます。

検査結果を保護者にお渡しして

受診がいかに大切かしっかりお伝えできるのも

先生たちのすごいチカラ。

見えにくさが見つかりそうなのに

受診しないと園児の将来が気がかり。

園児の豊かな将来を願う

先生たちの想いにはいつも共感します。

“見守る”チカラ

眼科受診の結果、

弱視や斜視が見つかり治療が始まると

眼鏡装用が必要になります。

治療が始まって本当に良かった!

この治療用眼鏡

かけ続けることそのものが大切な治療。

園でもきちんとかけ続けること。

この重要性をいつもお話しします。

先生たちは様々な困難に直面しながらも

園児の将来のために

素晴らしい雰囲気で取り組み

温かくしっかりと見守ってくれています。

見守るチカラ!いつも感動しています

子ども専門職と眼の専門職の連携。

園内スクリーニング検査は二人三脚で連携します。

このスクリーニングを経験した先生たちは

しっかりとその重要性を認識し

目を輝かせてすごいチカラを

発揮してくださっています。

これからもこの多職種連携、推進していきます。


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