不安な親御さんに届きますように
弱視・斜視治療に取り組まれている保護者様からのメッセージをご紹介致します。様々な想いの中で我が子の治療に取り組まれる親御さんの声。これから治療に向き合う方、視能訓練士の皆様、メガネ店の皆様etc…関係する全ての皆様にお読み頂きたいと思い掲載させて頂きます。
検査室に向かう姿に成長を
アイパッチ歴2年半の幼稚園児の母です。当初からシールタイプのアイパッチは嫌がる為市販の布タイプのアイパッチを使用していました。
しかし当初我が家で購入していたものは隙間が有るのでフェルトで手直ししていたのですが、夏場は汗でかぶれてしまい長時間のアイパッチの使用が難しく困っていました。
そんな中ネットで色々探していた所にRitaさんの可愛いアイパッチに出会い、それから1年以上Ritaさんのアイパッチのみで過ごしています。
フィット感と遮光性が有りながら蒸れも少ないので本当に助かりますし、何より可愛いので、本人も選ぶのを楽しみにしてくれました。
眼鏡をかけて無い子から羨ましがられる事も有る位なので、長時間のアイパッチ治療を強いられていた本人にとってはとても大きな力になったと思います。
そして弱視発覚後の矯正視力0.5、一年経っても0.7しか出なかった我が子ですが、現在は遠方の矯正視力は1.5を維持しています。
治療当初は2歳半と小さかったので眼鏡をかける事に始まり、アイパッチや視力検査全てに苦労しましたが、いつの間にやら一人で検査室に向かう姿に成長を感じます。
眼鏡生活が始まったばかりで不安な親御さんには、正しい情報と共に楽しくアイパッチ生活を送っている沢山の子供達の存在が届いて、少しでも力になります様に願っています。
(みるみるプロジェクトより)Ritaさんの布パッチきちんと隙間なく遮蔽してくれる設計で素晴らしいですよね!今後治療に取り組まれる親御さんへのお言葉、とても嬉しいです!
眼科で嬉しかったこと!
作ってもらったアイパッチ(布パッチ)を視能訓練士さんが“可愛い!”と褒めてくれたこと!
さらに、“こんなアイパッチ見つけるなんてお母さんすごい♡!”と褒めてもらえたこと!
(みるみるプロジェクトより)視能訓練士さんの言葉ってとても響きますよね。お母様もこうした言葉が励みになる、大切な事ですね。
視能訓練士さんが…
兄弟がお世話になっている視能訓練士さんは、“服がおそろいでかわいい!”とか細かいことまで気にかけて伝えてくれるのが嬉しい!
ママのカバンについてるキーホルダーとかも♡
(みるみるプロジェクトより)こちらのお母様も素晴らしい視能訓練士さんと巡り会って素敵ですね!お子様の検査にあたる視能訓練士さんは、その子をよく観察してくれています。親御さんと一緒に治療に取り組む仲間!?かなと。愛情溢れる視能訓練士さんをみるみるプロジェクトは応援しています!
メッセージを寄せて下さった保護者の皆様、ありがとうございました!また、呼びかけて下さった布パッチハンドメイド制作者Ritaさん、いつもご協力ありがとうございます。
【ご注意】Ritaさんの布アイパッチは契約終了により当プロジェクトでの販売は終了しております
2022年9月30日お知らせ
みるみるプロジェクトでは、治療に取り組んでいらっしゃる患児保護者様の経験談/写真/イラスト/メッセージの投稿を募集いたします。
Instagramやブログなどでポジティブに発信されている方々にもご協力をお願い申し上げます。
これから取り組む多くの保護者さまを勇気づけられますように。投稿、お待ちしております。
募集の詳細は下記お知らせページをご覧ください。
コメント
コメント一覧 (2件)
初めてコメントさせていただきます。私の息子今年6歳になります。生まれつき左目の黄斑低形成で視力がほとんどなく斜視もあります。一歳前、眼科検査で左目はまったく見えていませんと言われていましたが、何とか今0.03まで視力がある事がわかりました。
視力矯正眼鏡に加え毎日アイパッチ訓練を頑張っているところです。やはりアイパッチで見えない方だけでというのは相当なストレスがかかっていると思います。なので、なるべく楽しく本人のやる気が出るような訓練を考えては実践していて。でも、毎日の事なので同じものだと飽きてしまい、せっかく視力があがってきたのにって勝手に私が焦って、息子にも昨日これやったよ、つまらないなんて言われるとカチンときてしまったり。。何だか悪循環です。何か良いトレーニングとかあるかな?と調べていた所目にとまったので、ついコメントしてしまいました。
何か良い方法や、やり方などアドバイスいただけたら嬉しいです。
よろしくお願い致します。
こんにちは。視能訓練士の平良です。
コメントありがとうございます。
眼鏡装用に加えてアイパッチ訓練頑張っているようですね!
眼鏡装用はもちろんアイパッチ訓練は見えにくい方の眼を使って視力発達を促す訓練です。
「治療用の眼鏡が出来上がったら1日中かけてね!」「今日から頑張って〇時間やってね!」と言ってすぐ出来るものではありません。
そして、お母さまがおっしゃる通り訓練されている息子さんのストレスがかかっていることへの配慮やご家族や周りの極力なくしては取り組めない大事な訓練だと思います。
なので一歳前から現在に至るまで息子さん、そしてお母さま、ご家族で取り組まれている時間はとても凄いし、素敵なことだと思います。
息子さんも今年6歳になるということは来年就学でしょうか。
自分の意見も少しずつはっきりといえる年齢でしょうからお母さまもアイパッチ訓練対策は悩みの1つかもしれません。
でも何よりも訓練を頑張っている息子さんが楽しく取り組めるのが一番ですよね!
そこで私は現場で弱視訓練に取り組むご家族に年齢を考慮した訓練、例えば、息子さんは来年就学かと思いますのでお勉強を兼ねた「ひらがな」や「カタカナ」をなぞって清書したり(硬筆帳)、
みるみるネット内にも載せてますが「字ひろい」訓練など。https://mirumirunet.com/news/378/
ただ、視力も考慮しないといけないので文字を拡大するなどの工夫も必要ですし、ただ決められた文字だけを塗りつぶす!だけじゃ飽きるかもしれないので決められた文字を塗りつぶして
残った文字にメッセージ性を付けるとか(例えば、残った文字が今日の晩ご飯のメニューだよ!あててみて!など)
また、ご家族でおうち時間を利用して大きな文字や絵のカルタを作成し、家族みんなでアイパッチしてカルタ遊びやご家族でテレビゲーム、字ひろい帳、硬筆帳など頑張っている息子さんと一緒に取り組むのもよいのかなと思いアドバイスさせていただいてます。
アイパッチ訓練も出来るだけなら毎日決められた時間をこなすことが理想ではありますが就学すれば学校行事や宿題等することが増えて中々平日は達成できないことも多々でてくることでしょう。
平日出来なかった分は休日やおうち時間を利用して、また決められた時間を小分けにするなどして工夫するのもありだと保護者にお伝えしています。
全く出来ない日もあると思います。
そんなときは無理にしないで親子で話して少しずつ取り組んでいけたらなと思います。
あと、アイパッチが出来ることは当たり前ではないのでしっかり褒めてあげることが大切です。
購入したこども眼鏡店さんにフレーム調整をしに行くこともあると思います。
その時に眼鏡店の店員さんにも眼鏡装用とアイパッチを頑張っていることを子供さんの前で褒めてあげることも大切だとおもうのでこれも私は保護者にアドバイスさせていただいてます。
アイパッチ訓練で一概に「何が一番良い方法」かは断定できませんがこのような形で頑張っているお子さんや保護者さまのために当プロジェクトがお役に立てればなによりです。
無理のないように一緒に取り組んでいきましょう!
みるみるプロジェクト 視能訓練士 平良美津子