寄稿者/まんぼうさん
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住んでいる自治体の年少さんを対象とした視聴覚検診で、視力検査の結果が要精密検査となりました。
家で検査をし、園でも検査をやってくれるのですが、家でやった時は上手く出来ませんでした。
私もまさか弱視だとは思っていなかったので、
「まぁ4歳だし、うまくいかなくて仕方ないよね(笑)」
くらいにしか考えていなかったのです。
園で先生が上手に検査をしてくださったおかげで分かったのですが、この時に気付いてもらえなかったらと思うとゾッとします。
視力検査を家庭でやるときは、うまく出来なかったことも含めて正直に書くことが大事ですね。
近くにある眼科に行ったのですが、先に結果を言うと、そこでは治療できず大きい病院に紹介されることになりました。
息子の視力は片方は良く見えているのですが、もう片方の視力が育っておらず『不同視弱視』という状態でした。
視能訓練士さんが一生懸命検査をしてくれているのですが、見えていない左目の検査の時は、正解をほとんど言うことが出来ず
「本当に見えていないんだ…」と現実を見せられショックで胸が締め付けられました。
見えていなかったことに気づいてあげられず落ち込みました。
私の育て方が悪かったのかな?テレビ見せすぎちゃったかな…と後悔していましたが、
先生の診察の時に「これは遺伝でもないし、テレビを見せすぎたからこうなったんじゃないよ。生まれつきだからね」と言われて少し救われました。
落ち込むことが多かったですが、夫とも話して、
『落ち込んでいても目が良くなるわけじゃない。いま気付けて良かった!』
と気持ちを切り替え、前向きに考えられるようになっていきました。
大きい病院は予約が1か月先だったので、その間は何も成すすべなくモヤモヤした毎日を過ごしていました。
息子にはおそらくメガネが必要になる事を話し、
「何色のメガネがいいかなー?きっと息子くん似合うよ!」
とメガネが楽しみになるように話していました。
大きい病院では検査の結果、『遠視性乱視・左不同視弱視』と診断されました。
翌日メガネを作りに行き、1週間後にメガネを受け取りやっと治療スタートです。
初めてメガネを付けた息子を見た時は
「こんなにかわいい息子なのに、素顔の息子を見る時間がほとんどなくなるんだなぁ。」
と切なくなる瞬間でもありました。
不同視弱視なので片側だけがすごく分厚く、片目だけが大きく見えるので、息子は嫌がらないか心配になりました。
でもメガネを楽しみにしていた息子は、最初からメガネを嫌がることなくつけてくれたので救われました。
メガネの息子もとってもかわいいです★
アイパッチは平日4時間、休日6時間するように言われました。
まだ始めたばかりので言われた時間を付けるのは難しいですが、少しずつ慣れていきました。
連続で数時間もつけられないので、ごはん・おやつの前にアイパッチを着け、そのまま過ごすことにしています。
アイパッチを頑張って
今度お出かけに行こう!
美味しいご飯を食べに行こう!
YouTube見よう!(笑)
とアイパッチの時間が楽しくなるように心がけました。
アイパッチを頑張った時間を記録するため、みるみる手帳の追加用アイパッチ記録表をダウンロードし記録しています。(息子がと言うより、主に親のモチベーション用です。笑)
みるみる手帳は持っていないのですが、視力検査の記録を経過で見ることが出来たり、メガネの調整したらシールがもらえたりすると知り、とても欲しくなりました!!
まだメガネ治療は始まったばかりですが、早い段階から始めれば視力は上がっていくと聞きました。急がず焦らず、メガネの時間を楽しもうと思います。
みるみるプロジェクトでは弱視斜視治療に取り組んでいるor取り組まれたご経験のある保護者さまからの投稿をお待ちしております。
子どもたちの心豊かな成長のために。
取り組む患児と保護者を応援しています!
この記事のカテゴリー: 保護者からのメッセージ
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