好きなキャラを書いてアイパッチ！‐保護者エピソード

全国でたくさんの患児保護者が弱視斜視の治療/訓練に取り組んでいます。

それぞれがどんな想いを胸に、どんな経験をされているのでしょうか。

これから治療に取り組もうとされている保護者のために、みるみるプロジェクトに投稿してくださった経験談/メッセージをご紹介します。

現在治療中です。

３歳少し過ぎてからたまに片目だけズレている時があり、気になっていました。

幼稚園に入園してから健康診断で先生に相談したところ、眼科受診を勧められ病院で不同視弱視と診断されました。

調整力をなくす目薬をして検査し、右目1.0 左目0.03でした。

「本人は生まれてからずっとこの見え方だから不自由な思いはしていない」と言われ、

これから毎日最大8時間アイパッチをして生活するように言われました。

幸い３歳5ヶ月と早い段階で気付け、治療をスタートすることができたのでそれはよかったと思いましたが、

「これからずっとあの目が大きくなるメガネをするの？

アイパッチ1日8時間だと幼稚園ではどうしよう。

何か言われないかな？見えるようになるかな？」

とずっとこんな事を考えてインターネットでいっぱい調べました。

子供が寝てから泣く日も多かったです。

最初はアイパッチ3時間からスタートしましたが、

初めての幼稚園、

アイパッチのストレスで帰ってきてから何時間もずっと泣き続けられた事もありました。

8時間なんて絶望的だと、その時思いました。

幼稚園にアイパッチをして行くようになってから幼稚園の先生に相談して、

本人が嫌な気持ちにならないようにお友達にアイパッチの話をしてほしいですと相談しました。

無地のアイパッチに好きなキャラの絵を書いて、

毎日子供にアイパッチを選んでもらうようにしています。

選んでる時はすごく楽しそうで、

幼稚園でも「可愛いー！」と言ってもらえるようになりました。

子供も嬉しかったのか、今は毎日アイパッチを自分から選んで持ってきてくれます。

8時間アイパッチするようになって視力が0.08→0.2→0.5→0.6と毎月上がっています！

今は本人もアイパッチをする事が当たり前になってくれているのですごく助かっています。

嫌がられたり泣かれるとすごく心が痛むので‥。

でも子供って環境が変化してもすぐ慣れるんだなぁと実感しました！

まわりのお友達もうちの子がアイパッチしている事を今は何も思っていないと思います！

どこまで視力上がるのか不安に思う時や、

主治医の先生の発言に落ち込んだり喜んだりまだまだ悩む事はいっぱいありますが、

努力は報われると信じて一緒にがんばります！

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みるみるプロジェクトでは弱視斜視治療に取り組んでいるor取り組まれたご経験のある保護者さまからの投稿をお待ちしております。